オーストラリアでの生活が始まってから一ヵ月が経ちました。
ノマドワーカーの暮らしぶりがどのようなものかを書いていきたいと思います。
収入源
今の所の収入源は日本でいた時と変わらず、ホームページ制作などの仕事です。
もともとカナダにいた時もそうでしたが、日本のクライアントとやり取りしたり日本のクラウドソーシングサイトを使って収入を得ています。
ただ、後述しますが、基本的にオーストラリア(カナダも)の物価は日本よりもはるかに高いので、こちらの家賃や食品分くらいはこのオーストラリア内で稼ぎたいなと思っています。
ワーキングホリデービザで来ているのでもちろんオーストラリアで働くことも可能です、近々本格的に職探しをしようと思っています。
ちなみに、今のところ収入は平均すると手取り30万円くらいだと思います。
家賃事情
オーストラリアは日本に比べて家賃が高いです。僕は日本で首都圏にも関西圏にも住んでいたことがありますが、今私がいるメルボルンと東京を比べると、メルボルンの方が最低1.5~2倍はすると思います。
ただし、私は今シェアハウスに住んでいます。
海外、特にワーキングホリデーや留学では何人かで一つの家に住んでキッチンやバスルーム、トイレを共同で使い、部屋は自分だけ、もしくは誰かとルームシェアする、ということがよくあります。
私も二人のオーストラリア人と合計3人で一つの家に住んでいます。
家賃は週に220ドル、水道光熱費やWi-fiは含まれています。
4週間で880ドル(だいたい2024年6月現在で9万円くらい)
さらに同居人が英語ネイティブなので、英語の勉強にもなります。
なので自分としてはお手頃な価格かなと思っています!
(特に、カナダにいた時は一人で1700ドルを毎月払っていたと思うと全然安く感じます笑)
物価事情
オーストラリアの物価はめちゃくちゃ高いです。。。
特に外食をするとあっという間にお金がなくなります。
半年前から家計簿をつけ始めたのですが、今月は人と会う用事が多く何度か外食をしていたら、3週間経った時点で4万円使っていました・・・
ちなみに、私はお酒をまったく呑まないので、食べ物だけでその値段です、恐るべし・・・
そういうわけもあって、節約するには自炊が必ず必要になります。
私は20歳の時から一人暮らしを始めてずっと自炊をしてきて、さらには料理も好きな方なので人と会う時以外は毎日自炊をしています。
外食をする時と比べると4分の1から10分の1くらいまで抑えられると思います。
もしこれからオーストラリアに長期的にくる予定のある方は、ぜひ日本にいるうちに料理に慣れておいた方が良いと思います!
余談ですが、なぜ料理に「慣れておいた方がよい」かというと、例えばオーストラリアに来てアパートを借りて料理をしていたとします。
そして、調理中に焦がしてしまって煙が出てしまい、火災報知器がなってしまい、他のアパートの住人が消防車を呼んでしまった場合、なんと火災報知器を鳴らしてしまった人は罰金を支払わなければならないんです!
その額なんと約
20万円
実際知り合いが家でお好み焼きパーティをしていて警報がなってしまい、罰金を支払っていました。。。
ただ、火災報知器がなっただけで罰金が発生するわけではなく、誰かが消防車を呼んだ場合に発生するので、万が一鳴ってしまった場合は急いで換気して音が鳴り止むのを待ちましょう。
私の家のハウスメイトは過去に鳴らしたことがあるそうですが、換気してことなきを得たようです。
仕事事情
最初の方で話しましたが私は新たに仕事を探そうと思っています。
今の日本からの仕事は続けつつ、それとは別で夕方や週末にできるようなバイトを探そうと思っています。
ただ、そう簡単にいかないのがオーストラリアでの職探しです。
特に私がいるのはメルボルンでさらに今はこちらの季節は冬。
噂ではバイトはなかなか見つからないと聞いていましたが、本当にそのようです。
私はまだ本格的に職探しをしていないのですが、知り合いの職探しを手伝っている中で、なかなか大変だなあと感じました。
まず、履歴書を配ってもなかなか面接まで行けないんです。
これが、おおげさではなく本当にそう。
知人は手配りで配ったものへの返答はゼロ、メールで応募したものは数通だけ返信がありました。
そして、返答が来たら次は面接です。
ただ、日本人は他の国から来ている人より英語が苦手な人が多いので、この時点で落とされてしまうことも多いようです。
そして、面接に通ると次は「トライアル」というものが待っています。
簡単にいうとお試し雇用みたいな形で1時間くらいだけ働いてもらって実際仕事をした感じを見る、という感じです。
この3つの段階を経てはれて仕事ができるわけです。
これだけでも大変なのですが、実は採用されたあとも大変なんです。
というのもオーストラリアの雇用制度にはいくつか種類があり「カジュアル」の雇用というものがあります。
これは日本でいうアルバイトのようなもので、週に2~4日くらい働くスタイルです。
他にもフルタイムなどの雇用スタイルがあるのですが、カジュアルの方が他に比べて給料がいいです。
ただ、この「カジュアル」で雇用された場合、会社側はいつでもクビにすることができるのです。。。
他にも良い人がいたり、シフトの融通がきく人がいた場合、そちらの人が優先され、自分はクビにされてしまう、、、という話も聞きます。
とまあ、かなり大変そうな響きですが、それもこれも日本人で英語が苦手な人が多いからその点が不利に働いているのかなと思います。
このあたりは自分も含めて、もっとしっかり英語を勉強していって、少なくとも面接に対応できるレベルの英語力があれば通るのでは??と感じています。
もちろん、私もこれから受ける身なので、まずはトライしてみようと思います。
ノマドは有利
最後になりますが、今自分が仕事探しを焦らずにいられているのは、フリーランスとして仕事があり、とりあえずは食べていけているからなのかなあと思います。
そういう意味では日本にいるうちからしっかりとこういう状況を作ることができたのはラッキーだったなと思います。
職探しについてもまた新しい情報が入ったら書きますね!